WordPress 6.8「Cecil」がリリースされました。伝説のピアニストであり、ジャズのパイオニアであるセシル・テイラーに敬意を表して作られたバージョンです。60か国以上から900名を超えるコントリビューターが参加しました。開発者向けの詳細はフィールドガイドに詳しく載っています。
そんなWordPressですが、今後はメジャーアップデートが年1回になるようです。どうやら、WordPressのコアコミッターがWordPress開発に費やせる時間が短くなって来ていることが要因の1つみたいですね。いくつかのメリット、デメリットとリスクが示されています。
メリット
- 品質の向上に重点を置くことができる
- 正規のプラグインと個々のコンポーネントのロードマップに重点を置くことができる
- ドキュメント作成や必要なインフラストラクチャーの改善が可能になる
- 各リリースにより大きな新機能を含めることができる
- コントリビューター、システムチーム、リリースリーダーの作業負荷を削減することができる
- リリースプロセスを更に自動化する作業が可能になり、将来のリリースがより迅速かつ手動作業が少なくなる
デメリットとリスク
- リリース回数が少ないと、新機能に対するユーザーからのフィードバックが遅くなる可能性がある
- 複数のリリースにまたがって展開したい変更が難しくなる
- リリースブランチやトランクの変更につながるコーディング標準の更新などの変更を行うことが難しくなる
- 大規模なリリースに対する不安を与える可能性がある
- プロジェクトの全体的な目標に向けた勢いが目立たなくなり、プロジェクトが陳腐化していると認識される可能性がある
ということでWordPress 6.8は2025年最後のメジャーアップデートになりました。Gutenbergのリリースは現行の2週間ごとのスケジュールで継続され、マイナーリリースは年間を通して必要に応じて実施されます。Gutenbergのメジャーアップデートは今まで通りなので、ブロックエディター周りはGutenberg依存で機能改善が継続されるのでしょう。
