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インターネットのその先

Gutenberg 22.4

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WordPress 6.9.1のリリーススケジュールが発表された一方で、次世代の機能をテストする「Gutenberg 22.4」がリリースされました。今回のアップデートは、フォント管理や画像のカスタマイズ、そして実験的な新機能など、ウェブ制作者にとって嬉しい改善が目白押しです。

フォントライブラリーが「クラシックテーマ」にも対応

これまで、WordPress上でフォントを管理・インストールできる「フォントライブラリー」は、ブロックテーマでの利用が中心でした。 今回のバージョン22.4からは、クラシックテーマやハイブリッドテーマでもフォントライブラリーがサポートされるようになりました。これにより、従来のテーマを使用しているウェブサイトでも、標準機能で簡単にウェブフォントを導入・管理できる一歩が踏み出されました。

画像ブロックに「焦点コントロール(Focal Point Controls)」が追加

画像の一部を強調したり、トリミングされた際の中心点を指定したりできる「焦点コントロール」が画像ブロックでも利用可能になりました。スマホ表示で画像が切り抜かれる際、人物の顔や商品の中心がずれないように調整できます。カバーブロックだけでなく画像ブロック単体で使えるようになったのは大きな進化です。

パターンの上書き(Pattern Overrides)がカスタムブロックに対応

再利用可能な「パターン」の一部だけを書き換えられる「パターンの上書き」機能が強化されました。 これまでは特定のコアブロック(テキストなど)に限られていましたが、今回のアップデートによりカスタムブロックでも上書きがサポートされます。ウェブサイト全体のデザインを統一しつつ、細部の情報を柔軟に変更したい制作現場で非常に役立ちます。

画面サイズに応じた「ブロック表示・非表示」機能(実験的)

待望の機能が試験的に導入されました。画面サイズ(PC、タブレット、スマホ)に応じて、特定のブロックを表示するかどうかを切り替える設定です。これまではCSSを記述したり、外部プラグインを使ったりして対応していた「スマホだけ非表示」といった制御が、WordPress標準のサイドバーから設定できるようになる可能性があります。

クラシックテーマへのフォント対応や、画面サイズ別の表示制御は、多くの開発者・運営者が長年求めていた機能です。なお、画面サイズ別の表示切り替えはまだ「実験的(Experimental)」な段階なので注意が必要です。