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Nano Bananaの由来

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Googleの画像生成・編集モデルの中でも、その高い性能とユニークな名称で話題となった「Nano Banana(ナノ・バナナ)」。最新の「Nano Banana Pro(Gemini 3 Pro Image)」のリリースに合わせ、その名前が誕生した舞台裏が明かされました。

誕生のきっかけは「深夜2時半のノリ」

Nano Bananaは、もともと「Gemini 2.5 Flash Image」という技術名で開発されていました。 しかし、AIモデルの性能を比較する公開プラットフォーム「LMArena」に匿名でテスト公開する際、正体を隠すための「コードネーム」が必要になりました。

提出期限が迫った深夜2時半、プロダクトマネージャーのNaina Raisinghani氏が、自身のニックネームである「Naina Banana」と、小柄でコンピューター好きであることから呼ばれていた「Nano」を組み合わせて提案したのが始まりです。「Flashモデルだから(語感的にも)合うし、いいんじゃない?」という、なかば冗談のような流れで採用されました。

予想外のバズりとブランド化

このモデルがLMArenaに登場すると、ユーザーはその圧倒的な編集能力(人物の再現性の高さや、複数画像の自然な合成など)に驚愕しました。それと同時に「Nano Banana」というシュールな名前がSNSで話題となり、瞬く間にトレンド入り。

Googleチームはこの反響を受け、モデルの正式リリース後もこの愛称を使い続けることを決定しました。

「Nano Banana Pro」へ進化

現在、このモデルはさらに進化を遂げ、最新版は「Nano Banana Pro」としてブランド化されています。

最初は偶然の産物だった名前ですが、今では世界中のユーザーに親しまれるシンボルとなりました。タイでのフィギュア風画像トレンドやインドでのサリー着用トレンドなど、文化的な広がりを見せながら、GoogleのAIをより身近で親しみやすいものに変えています。

https://blog.google/products-and-platforms/products/gemini/how-nano-banana-got-its-name