2026年1月13日、Googleはデスクトップ向けChromeの最新安定版「144.0.7559.59/60」をリリースしました。今回のアップデートでは、開発者にとって注目の新機能が複数追加されているほか、重要なセキュリティー修正も含まれています。
開発者やデザイナー注目の新機能
今回のアップデートでは、ウェブサイトの利便性やアクセシビリティーを向上させる以下の機能がサポートされました。
::search-text疑似要素のサポート
ブラウザーの「ページ内検索」でヒットしたテキストのスタイルをカスタマイズできるようになりました。サイトのデザインに合わせたハイライト表現が可能になりますが、視認性を損なわないためのコントラスト確保など、アクセシビリティーへの配慮も重要になります。<geolocation>要素の導入
位置情報の権限処理を仲立ちする新しいHTML要素がサポートされました。現在は提案段階の機能ですが、プライバシー保護と利便性の両立を目的としています。- Temporal APIの実装
JavaScriptでの日時情報の扱いを大幅に改善する新しいAPIです。従来のDateオブジェクトよりも直感的で正確な処理が可能になり、今後のブラウザー間での相互運用性の拡大が期待されます。
セキュリティーと修正
今回の更新には、合計10件のセキュリティー修正が含まれています。
- 重要度「高(High)」が3件で、V8やBlinkにおけるメモリー管理や実装の不備など。
- その他、中~低リスクの脆弱性も修正されており、安全なブラウジングのために速やかなアップデートが推奨されます。
今後の予定
次期メジャーバージョンである「Chrome 145」のリリースは、2026年2月10日を予定しています。
https://chromereleases.googleblog.com/2026/01/stable-channel-update-for-desktop_13.html