WordPressの編集体験を支える「Gutenberg(グーテンベルク)」がバージョン22.5にアップデートされました。今回のリリースは、地味だけど日々の編集が快適になる実用的な改善が中心です。細かな作業がサクサク進むようになっています。
個別ブロックにカスタムCSSが使えるように
今回最も注目したいのが、ブロック単位でカスタムCSSを追加できるようになったことです。これまではテーマ全体のスタイルや追加CSSで調整する必要がありましたが、特定のブロックだけに独自スタイルを当てられるようになりました。

しかも、編集画面と表示画面の両方でhas-custom-cssクラスが付与されるので、「ここの見出しだけ色を変えたい」というような微調整が簡単で楽になります。
画像ブロックがさらに強化
画像ブロックにアスペクト比(縦横比)のコントロールが追加され、「ワイド幅」「フル幅」で表示している時でも画像の比率を固定できるようになりました。

特にヒーロー画像など、デザイン重視のページで威力を発揮します。
リストビューが見やすく
複雑な構造のページを編集する際に便利な「リストビュー」も、ブロックタイトルが省略されなくなり、リストアイテムに実際のコンテンツが表示されるように改善しました。これにより、中身が把握しやすくなり、編集効率がアップします。
その他の地味に嬉しい改善
Gutenberg 22.5には、編集体験を快適にする強化が多数含まれています。
- カバーブロックの固定背景でフォーカルポイント設定が可能に。
- 段落ブロックの段落テキストのテキストカラム対応。
- ナビゲーションのサブメニューを常に開くオプション追加。
- エディター内での編集リビジョンの初期サポート。
- ナビゲーションオーバーレイ関連の改善。
- ブロックやデータビューなど多数のバグ修正・改善。
これらは派手さこそないものの、日々の編集やデザイン作業を快適にする要素です。
バージョン22.5の改善は、テーマ制作者にもブログ運営者にも恩恵が大きいものばかりです。Gutenbergの進化は、まさに細部の積み重ねであり、それが日常の編集体験をより良いものにしています。また、今回もたくさんの開発者がコミットに参加しており、初参加の方の貢献も記録されています。WordPressのオープンソース文化がしっかり育っている証拠です。
